Sunday, March 29, 2009

ユー・ガット・メール 第2 弾


少し、季節がずれてしまいますが・・。

この写真に写っているのって、売り物のクリスマスツリー。

クリスマスシーズンになると、こんな風に街の中でツリーを売っているんですよね!

ちょっと新鮮。

こんな風に売られているから、

映画の中でもクリスマスツリーをそのまま運んでくる場面が出てきます。

昨日書いた「ユー・ガット・メール」にも発見!

キャサリンのお店の中から、クリスマスツリーを運びながら歩いていくのが見えています。

同じニューヨークを舞台にした「オータム・イン・ニューヨーク」でも、

クリスマスツリー用の大きな大きなツリーを家まで持って帰る場面が出てきます。

ユニークで、とっても楽しい方法で!

是非、こちらも見てくださいね。

こちらの作品では、また違ったニューヨークの風景が出てきて楽しいですヨ。

Saturday, March 28, 2009

ユー・ガット・メール

記念すべき第一作目は、こちら。

「ユー・ガット・メール」

十年ほど前にラブコメディの女王と呼ばれたメグ・ライアン。

そして、今もって話題作に出続けているトム・ハンクス。

二人が共演した、出会えているのに最後の最後まで出会えていないというこちらの映画。

二人は、仕事上のライバル。

メグ・ライアン=キャサリン・ケリー(今は亡き母から継いだ児童書専門店オーナー)
 
トム・ハンクス=ジョー・フォックス(ディスカウント大型書店チェーン御曹司・三代目) 

ニューヨークはアッパーウェストで暮らす二人。

仕事上のポリシーもやり方も、まーったく異なる二人なのに、

お互いの立場を離れて、インターネット上で出会ってしまいます。

パソコンを通して話す時、

一番そばにいる大好きで大切な人にも言えなかった心の中を話せて、

そこでのやりとり(チャットで出会って、メールをやりとりしている)を心待ちにしている・・・。

とはいっても、顔を合わせれば、なかなかきつーい突込みの応酬。

そんな二人の恋は?仕事は?

お話自体は、シンプルですが、この映画が公開された当時は、

なにしろインターネットもメールも普及し始めたばかりの98 年。

まだまだ「インターネットで出会う」って事がごく当たり前ではなかった頃。

この設定は、とっても新鮮だったのでした。

で、当然ながら、

二人がやり取りするのは、パソコン(マックです!アップルマーク見えます!)なので、

とにかくおうちが映る時間が長いんですね。

特にメグ・ライアン演じるキャサリンのおうちなんか、ほとんど出ています。

もう、確認できないのなんて、バスタブぐらいじゃないかしらってくらい。

だからでしょうか、徹底的に作りこんであります。

何度見ても、飽きません。なにかしら新たな発見があります。

(途中で模様替えしているので、どう変わるのかチェックするのもオススメ♪)

タウンハウスの二階をまるまる利用したキャサリンの部屋は、ワンルーム。

真ん中にバスルームを配置。

「玄関入ってすぐのキッチン・ダイニング・リビング」と

「バスルームをはさんだ向こう側にある寝室エリア」

この間取り、いいです!!

こんなゆったりした部屋で一人暮らしってイイなぁ~と思いながら見ています。

児童書専門店で絵本に毎日触れているからでしょうか、

キャサリンの部屋のインテリアは、“木”と“花柄”で「ナチュラル」と言う印象。

当時の流行最先端でもないかわりに、今見ても違和感がありません。

( 十年の歳月をあまり意識しません)

その一方で、トム・ハンクス演じるジョーが住んでいるおうちは、

ちょっとクールな感じです。

イメージとしては、ちょっと高級なホテルの客室。

恋人パトリシアと同棲していても、仕事中心人間な二人。

キッチンの生活感のなさは、見事。

きっと飲み物しか飲んでないでしょうって感じです。

実際、ジョーが一人で何か飲みながら、読んでいるシーンばかり。

恋人はいるのに、一人行動って・・。

というよりも、恋人以外といる方が楽しそうなジョーなのです。

ちょっと長くなってしまいましたが、

この映画では、とにかく、いつも誰かが何か飲んでいる。

あるいは、飲み物と関わっています。

             ↑ 特にカウンター席の使い方が素敵です☆

そうです!

日本でも、この頃大流行し始めていたスターバックスが

すでにニューヨーカーには生活の一部になっている様子がわかります。

この映画で注目したいポイントの一つです。

お茶をするって、いいですよね。

一人でお茶(もちろん飲むのはお茶に限りませんが)しながら、

本を読んだり、ぼーっとしたり。

誰かと話したり。

待ち合わせたり。

お茶を飲むのがスキっていうのももちろんありますが、

それ以上に、誰かと共有するその時間、その空間がスキなのかも。

そんな思いに駆られます。