Tuesday, December 31, 2013

2013 ありがとう!

こんばんは。


少し前に書いたはずのブログが、いつのまにか昨日のブログになっていて。

なんだかんだであれから23時間が過ぎていき、

今の私はけだるい疲れが少しひいて、冷静になってきたところです。

(朝はひたすら頭と口を動かし、午後はひたすら動き回ったから)



(たとえるならこんな感じ? ちょっとお疲れ?な目線が気になるお馬さん  Copnehagen)


ブログを始めて2週間が経つ頃には、2013年が昨年になっています。

そうしたら、いつの間にか、

始める!と決めて、始まったころのことを忘れて、

継続は力なりという言葉に動かされて、

ただ続けているだけのブログになってしまうことだってありうる。


それじゃあ、困るので、2013年最後の今日、

考えていることをここに書くことにします。


まず、「フリーペーパーは終わり」ということ。


どういうことかというと……?

フリーペーパーを始めたのは、

「映画にでてくる部屋(家・お店などさまざま)をイラストと文章で紹介した本を出したい!」

と思ったのですが、

その時にどうしても、自分の手で描いた間取りやイラストを使いたくかったし、

なにより自分がフリーペーパーをあちこちで入手して読むのが好きだったこともあって、

フリーペーパーで試してみよう!となったのでした。

発行を続けていく過程で、

フリーペーパーに対して広告を集めたりして、より大規模なものにしていくという方向も

あったと思いますが、あくまで私が一人で手書きで発行していくというスタイルを堅持しました。

この時代に、何ともアナログなことです。


最初は週刊で発行していましたが、発行間隔も変化しましたし、

創刊当時は、知り合いに送付していたスタイルも、

雑貨店や書店などの店頭に置いていただくスタイルに変わったりもしました。


映画ウォッチングという名前は、

kinemadori(キネマドリ)(←キネマ(cinema、映画)+マドリ(madori、間取り)にちなんで)

という名前に変わりました。


この「キネマドリ」以外にも、

好奇心の赴くまま、アンテナでキャッチするままに特集していきました。

そのどれもが、私にとって必要なことで、どれも楽しく夢中でした。


そうしていると、周りから

「ブログをしたらいいんじゃないの?」

というアドバイスをもらい、してみたのが以前のブログでした。

発行の都合上、白黒でしか表現できないものが、

写真も使って表現できるのは、新鮮でしたが、

ブログが人気になって、そこから書籍化!ということも知っていましたし、

そうなると、やっぱり意識しちゃうんですよね……そっちを、先に。


この当時のブログは、フリーペーパーを発行しながらの更新だったので、

両方の位置づけをよくわかっていないまま、どちらも続けていました。

そして、

このキネマドリをあちこち(出版社はもちろん雑誌の編集部や他にもいろいろ)に

送りました。反応があったこともありましたが、たいていは反応がなかったし、

あっても不採用通知でした。

あれにも、これにも興味があるから、ダメなのか?

じゃあ、一本に絞ればいいの? じゃあ、どれ?

常に自問自答と試行錯誤の連続でした。

そして、結果は出ない。

時間は確かに過ぎていく。


そうして、ブログを閉じ、フリーペーパーは再開の見通しのたたないまま中断。

「映画の間取り」や「キネマドリ」そのものも、静かに眠ることになりました。


どうするのかな、あれ。

そんな気持ちが時折、ふっと浮かぶこともありましたが、

そのまま放置していましたが、

今年の3月、新加坡通信を再開し、2か月おきに発行することにし、

11月にvol.88を発行する時、

手書きで作ることが楽しくて、続けてきたけど、

やっぱり、本にしたい!し、そのために、やり方を変える!と決めたのでした。

というのも、

本屋でふと手に取った本の、なんとなく開いたページに、

「寄稿をはじめたが、不採用通知が家じゅうの壁を埋め尽くすぐらい受け取ったけど…」

というようなくだりを見つけた時にも、はっとしましたが、

それからしばらくして、

繰り返し読んでいる本の著者が、出版の経緯を語った動画の中で、

「ものすごい数の不採用」という言葉を聞いた時、

(あ、私、まだそこまでやってないな)

と思ってしまった。

というのも、hundreds and hundreds ofという表現をその著者が使っていたので、

聞いた瞬間に、

(あ、私、そこまでやってないし、そこまで言えない)

と、中途半端だったことを、素直に全面的に認めてしまった自分がいたからです。

じゃあ、どうしたらいいかっていうと、

やるしかないですよね。


きっと、そりゃ即時採用って素敵❤ですが、

とことんやってやろーじゃないのって思ったのでした。


押してダメなら、引いてみな。ってやつですね。

引いてだめなら? 

そうですね。

引いてだめなら、くすぐってみるとか? 歌ってみるとか? 踊ってみるとか?

叫ぶとか? 通りがかりの人か隣の人に手助けを求めてみるとか。

いくらでも手はあるもんですね。ちょっと考えてみただけだけでも。

それでいいかどうかは別として。


    (これが今年3月に復活した時のフリーペーパー「新加坡通信」)

ずいぶんと長いブログになりましたが、

2013年最終日であると同時に、

明日からっていうか、あと一時間半もしないうちに始まる2014年の前日に、

ちょうどよい、心の整理になったように思います。

じゃあ、どうしたいのか?

何がしたいのか?

それは、明日からのブログで。




みなさま、よいお年を!


Monday, December 30, 2013

己年、午年それぞれ25時間

気づけば、午年まで25時間を切りましたね。


そうか…。

ということは、この巳年もあと25時間なんですね。

次にめぐってくるまで12年。


12年後の私は、どこにいるのでしょう。どんな感じかな。

って、このまま書いていくと、しんみり語ってしまいそう。


が、そんな場合ではないのです!!


いろいろ寄り道続きでして、

新聞で取り上げた映画の間取りを紹介したいなーと思っているのに、

見つけてしまったのはこの写真だし。



他にも前から気になって事を調べてみたりして。

ハッ!としているところ。


一週間前あたりに書いた「一日一日を丁寧に過ごす」ってのは、

たしかにできていますが、

いや、ゆっくり丁寧じゃなくって、

どちらかというと、焦らず急いで丁寧に…って感じ?


さて、写真のお馬さんってば、かなりユーモラスな表情ですが、

子どもたちには結構人気あるかもしれません。

私は、思わず写真を撮ってしまいましたが。

お店の前にどーんと置かれていましたから。


ゆっくり急げ、ってありましたよね。

そんな心境の大晦日前日。

さーて、ここからどれだけできるか、ちょっと楽しみな夜です。






Sunday, December 29, 2013

寄り道しまくり

以前のブログを見直しています。


探しているデータ(というか写真、というか画像)は出てこないのに、

懐かしい写真が出てきて、寄り道しまくり。


あー、あれもこれもしたいのに~。


なーんて言っても、

寄り道したのはほかならぬ自分だから、トホホです。


ま、気長に取り組むことにしよう。


 (シンガポールのショッピングセンターの片隅で見つけた、かわいいヤツ)

Saturday, December 28, 2013

きっかけのきっかけ(後編)

今日は、「きっかけのきっかけ」の続きについて。


「創刊号にいきなり載せるのもどんなもの?」

と思う気持ちもあったので、

「これがしたくて始めたんです!!」

っていう試みに挑戦したのは、2回目つまりvol.2でのことでした。


「間取りウォッチング」と名付け。(←微妙な名前ですが…)

こんな感じの間取りを載せてみました。




上の画像に入っている文章から察しがついたかもしれませんが、

これは、映画「ユー・ガット・メール」。



その主人公キャスリン(メグ・ライアン)が住んでいる家を間取りにしたら、

こんな感じじゃない?

と、いうところから、気になるものをあれこれ綴ったもの。

それが、この「間取りウォッチング」です。


ニューヨークのアッパーウエストにあるタウンハウスのワンフロア。

それが、キャスリンの家なのですが、

映画を見ながら、この家どうなってるんだ?と疑問を抱いたのが、

テープ起こしならぬ間取り起こし?を始めたきっかけでした。


ワンルームではありますが、

いくら広いとはいえ、

日本じゃなかなかワンルームの真ん中に水回り(バスルーム)は持ってこない。

なるほどねぇ、確かにこういう手もあるよねぇ。


こうすると、キッチン・ダイニング・リビング(LDK)などパブリックの要素が強い空間と、

寝室などのプライベートな空間を壁で間仕切ることなく、

ゆるやかに分けることができます。


と思いめぐらせたところで、

子どもの頃、アメリカで初めて泊まったホテルの客室を思い出しました。

その部屋もやはり真ん中にバスルームがあるレイアウトになっていました。


子どもながら、当時、寝室とリビングをきっちり分けるんだなぁと思ったのを思い出します。

日本の場合、和室は食事をするところにも寝るところにもなりますからね。


生活習慣や文化の違いを感じた、あのホテルの客室を思い出し、

同時に、なんだか親しみやすい感じの主人公キャスリンの部屋を訪ねるかのごとく、

映画を繰り返し見たのでした。

そして、この間取りができあがりました。


映画のファッションとか映画の料理って、

本当にたくさん雑誌で特集されたり、本になったりしています。

それでも、映画に出てくる家とか部屋って、

ファッションや料理に比べるとあまり取り上げられないなぁと感じていましたし、

部屋とか家って、

住んでいる人の人生や生き方、価値観などをはっきりと映し出しているように思います。


それだけに、映画を映画として楽しんだうえで、

その次に、映画の主人公をはじめとする登場人物の住んでいる家や部屋、

はたまた仕事場、お店を観察していくと、たくさんの発見がありました。


その主人公たちが紆余曲折を経て進んでいく姿からはもちろんですが、

部屋に注目するようになってから、

へこんだり、くじけたりしそうな時も、あるいはくったくたに疲れた時なんかも、

より一層元気になることができました。


フィクションなのですが、

彼らの生活ぶりが浮かぶ上がってくるんですよね。

映画製作者の方の作りこみっぷりは感動的ですらあります。

(ふだんはそこまで見えない細部にも、いろいろ隠れているのです・・・・)


たとえば、今日の「ユー・ガット・メール」でも、

ストーリーが進むにつれ、キャスリンの人生も生活も大きく変化し、

それに伴い、彼女の家も……。


おおっと、この先はぜひ、映画を見てお楽しみください♪


…とまぁ、こんな背景がきっかけのきっかけにはあったのでした。


Friday, December 27, 2013

空を見上げて

今日もまた一段と冷え込んだ気がしますが、
明日はもっと寒くなるそうですね。

天気予報で明日の最高温度を見ても、最低温度のような数字でした。
暖かくして過ごさなくっちゃ、と思いますが、
寒い寒いと動かなかったら、暖かくなるはずもなく。

意を決して、動くことにします!
(どんな天気でも、やることは先送りできませんもんね)



なーんて言いましたが、天気予報の雪だるまマークが気になってます。
降るかな?


Thursday, December 26, 2013

必要と意外


今日は意外な出来事が次々と起こり、驚きに満ちていました。


本当に思ってもみなかった展開でしたが、充実していました。

これって、昨日の「丁寧に過ごす」の影響?

それとも……偶然?


いずれにせよ、チャンスは大事にしないといけませんね。

必要なだらだらもあると思いますが、

今は明日に向けてしっかりリラックスしようと思います。

そして、昨日の続きは次回に~。










Wednesday, December 25, 2013

きっかけのきっかけ(前編)

来週の今日は、来年(2014年)ですね。


鏡餅やお正月飾りなんかの売り場が増えていくのを見ると、


なんだかせわしくなりますが。


「あと一週間しかない!」なんて言わずに、


「一日一日を丁寧に過ごしたい!」というか、


「一日一日を丁寧に過ごす!」を実行しよう。




(車窓の景色も時間もあっという間に過ぎていく)


おそらく2013年最後であると思われる目標。



「じゃあ、何を?」


というわけで、まずはブログも丁寧に。





突然始まったこのブログについて。



このブログを始めることにしたのは、


発行していたフリーペーパー「新加坡通信」の存在があります。


(このフリーペーパー(以下新聞)については、こちらの記事に書いています。⇒



最初に。


「新加坡」とは、シンガポールのことで、


ひと目見た時から、インパクトのある漢字が忘れられず(笑)


初めて訪れてから、大好きな場所だったり、


大好きな人たちが住んでいる場所ということもあって、


新聞の名前に使ったのでした。



この新聞を始めたのは、2008年1月。


創刊号vol.1には、こんな言葉があります。



  突然ですが、私の故郷は神戸。


  になるわけですが、三大故郷(?!)と言えば、神戸・東京・シンガポール!!!になります。


  そんな私が、愛してやまない、ウットリ❤してしまう人・モノ・コトを近況報告がてら、


  お伝えしていくのが、『新加坡通信』です。「へぇー、元気ね」と笑いながら、読んで


  いただけたらうれしいです。



なにせ5年(いやそろそろ6年近く)前に書いたので、


なんだかなぁってな言い回しで恥ずかしいですが、こんな風にして始まりました。





創刊号vol.1の原稿がこれ。


オレンジ色使ってコピー大丈夫だっけ?と、書き上げてからドッキドキ。



(オレンジ色は問題なかったけど、黄色で描いたカバが写りにくかったという…)


が、しかし!



本当に書きたかったのは、次号vol.2から登場し、


先日書いたvol.88にもあった、「映画の間取り」なのでした。




ずいぶんと長くなったので、この続きはまた次に。



あ、最後になりましたが、メリー・クリスマス!

Tuesday, December 24, 2013

クリスマス・イブ


以前、別のところでブログを書いていたのですが、

その時のデータの扱いやら、そのほか色々と、

今日は24日なんてこともありまして。


そんなこんなで、クリスマス・イブの今日は、

せめて写真だけでも華やかに♪

…というわけで、街で見かけたショーウィンドウをひとつ。






こちらはベルリンで。

それでは、素敵なクリスマス・イブ&クリスマスを。



Monday, December 23, 2013

法隆寺宝物館





久しぶりの法隆寺宝物館

設計は、谷口吉生さん。

静かで落ち着いた空間が心地よく、お気に入りです。

一階の展示室の、柱状のガラスケースによる仏像の展示も新鮮です。

角度が変わるたびに、新たな発見があり、

思った以上にゆっくり過ごしました。

 
…ので、一階にあるレストランには今回も行けず。

鑑賞したあとの余韻にひたれそうな雰囲気で、気になっているのですが、

うーん、残念!

次こそは是非。


帰り道、気づくと誰もいなくて、絶好のシャッターチャンスでした。
 


 
 
 

Sunday, December 22, 2013

冬至の夕方


今日は冬至だけあって、一段と冷え込んでいるような。

空気や水の冷たさに触れるたびに、冬を実感しています。

クリスマスソングが響く街を歩くと、

「今年はホワイトクリスマスになるのかも」

なんて思ってしまいます。






今朝は、目が覚めた時も見ていた夢をはっきりと覚えていました。

「そっか、「果てしなくありえない」って思うことでも、可能性はゼロじゃないんだな」

と、夢の中でも感じていたのですが、

目が覚めて、「さっきのは夢だった…」とわかっても、

「可能性はゼロじゃない」けど、

「当事者である本人が動かなかったら何も動くわけがない」

と感じたのでした。


だとしたら、ずっとかなえたい、実現したいと思っていたあのことも、

後回しせずに、ほったらかしせずに取り組む!

と、心が決まりました。

どうやってするかで迷走しないように、

やることをどんどん書き出して、

できることにはさっそく手をつけて。

時間は何とか工夫しよう。

と、さっそく動いてみた。

そしたら、あっという間にこんな時間。

上の写真、白よりも暖色系の明かりの方が好きですが、

ホワイトクリスマスを連想して、素敵でした。

ショーウィンドウのディスプレイって楽しいです♪





Saturday, December 21, 2013

考え事





歩いているうちに、書き出して整理したくなったので一休み。

覚えてるうちにメモをする。

こういうとき、メモ帳ってほんとありがたい。


Friday, December 20, 2013

VOL.88

昨日ブログに書いた最新号は、こんな感じです。



配布しているフリーペーパーは、写真の右下にあるように白黒ですが、

原稿は、こんな風にカラーです。

(写真だと、修正ペンを使ったのも、ばっちり見えますね……)

今回、この新聞をつくるためにあらためて見てみるまで、

「映画「魔女の宅急便」って、どちらかというと子ども向き?」

なーんて思っていたのですが、

そんなこと、まったくありませんでした!

大人が見ても(いやむしろ大人だから?)、

ジーンとしてしまうところが多かった。

と、あんまり書くのもなんなので、このあたりにして、と。

ほんと、思い込みにはご用心です。

Thursday, December 19, 2013

初投稿




2008年から「新加坡通信」(しんかはつうしん)というフリーペーパーを発行してきて、

試行錯誤し、今日からこのブログを始めるMakiです。

どんなフリーペーパーかと簡単に言いますと、

文字通りB4サイズ一枚の新聞で、

興味を持ったものをあれこれ書いてきました。

そんななかで一番多かったのが、

映画に出てくる空間(家だとか部屋だとかお店だとか)の話。

(そういうのを本にするのは今の目標というか課題の一つ)

最新号は先月発行したvol.88。

映画「魔女の宅急便」から、

キキが下宿したパン屋さん(グーチョキパン店)を取り上げています。

先月発行した上に、発行部数が少ないので、

渋谷のPARCOパート1の4階にある「ONLY FREEPAPER」さんだったら、

手に入るかもしれません。

慣れてきたら、最新号はもちろん過去のものもブログに書いていく予定です。




では!