Sunday, April 13, 2014

楽園願望ではなく   Not A Desire for Paradise

何か目標を達成しようとするとき、夢をかなえようとするとき、

「あそこに行けば、きっと私をわかってくれる」

というふうに考えることがあります。

もちろん、それは間違いじゃあないだろうし、否定することもないかもしれません。

ただ、こういう考え方をするとき、同時に、

「(だから)ここではわかってもらえなくて当然だ」

と考えがちな気もします。(むしろ、2つで1セットというべきか。。。)




目標を達成すれば、夢を叶えれば、全てわかってもらえる。

うまくいく。幸せ。ハッピー。

かと言えば、そうじゃないかもしれない。

夢は叶った。目標は達成した。

これはこれ。

わかってもらえてる? 幸せ? うまくいった?

それはそれ。

「これさえ手にすれば幸せ」なんていう魔法の杖的なもの。

全てがうまくいくバラ色の楽園って、あるのかもしれないけど、

少なくとも、「そこに行きさえすればハッピー」という楽園ってないのかもしれない。

今いる場所を楽園にできる人は、新しい楽園に辿り着けるだろうし、

今いる場所に楽園を見いだせない人は、楽園になかなかたどり着けないかもしれない。

なんていうことがふと浮かんだ。


これって、暗い話じゃないな。むしろ、可能性に満ちた話のはず。

何かをうらやんだり、ぼやいたりする前に、できることはいくらでもあるってこと。


そういうことか。。。

Friday, April 11, 2014

#23


夕方、向こうからやって来た自転車の紳士。

すごく立派な蘭の鉢を自転車のかごに乗せていた。

「あれ?」と思って、すれ違う瞬間に、目に飛び込んできた蘭の花。

その時、私が思ったのは、「何のお祝いかな?」ってことだった。

(もしかしたら、蘭が趣味なのかもしれないんだけど・・・)

お花を贈るって素敵だなって思う。

花束もいいけど、鉢植えも素敵。

かごに花を載せて自転車で走っていく姿は、すれ違っただけの私にも、

なんだか幸せを届けてくれた模様。

これは、今日書かなくていつ書くの?ってなわけでブログ。

今度から花の写真を撮る時は、幸せな気分まで写したいと思った金曜の夕暮れ。

Thursday, April 10, 2014

Hundred-yen Store   百円ショップ

さすがに4月も第二週に入ると、学校生活も始まって、

いつまでも「新生活~♪」なんて浮かれていられない感じがしなくもありませんが、

それでもやっぱり、歩きながら信号待ちしながら、桜を眺めては春を満喫しています。

いつまでもボーッとならないように気を付けなくては……。

しっかり、私!


桜の花って、つぼみの時はピンク色が濃いんだけど、花が開くと薄く淡いピンク色になる。

これが新鮮で、楽しい。

満開の桜も好きなのですが、

写真真ん中くらいの、花が開く前のちょっと濃いピンク色も好きです。

桜も一年かけて花を咲かせるんだもんね。頑張ってるなぁ。

そう考えたら、時間がかかることを厭っててはいけないなと思うし、

自然の前では謙虚になる。


一瞬にして何か劇的に変えたい気分になることもあるけど、

衝動的に動くことって行動的でいいこともあれば、うーんと唸っちゃうようなことだってある。


百円ショップでうっかり衝動買いしたものをやっぱり使わなくて、

猛烈に反省しました。

あれは勢いで買ってた。

気を付けよう。ほんと、マジで。

こういう小さいところからひとつひとつ、きちんとしていきたい。

今年の春。






Tuesday, April 08, 2014

A Sense of Fun  遊び心 

ちょっとしたことで笑顔になったり、リラックスしたり。

遊び心とか、ゆとりってかかせないって思います。




たとえば、何気なく置かれたスツールとテーブル。

ヘルシンキのデパート、レストランフロアで見つけました。

立派なソファを置いちゃったら、座れる人数はそう柔軟には増えないけど、

このまぁるいスツールだったら、なんとでもなりそうだ。

(もっとも、見知らぬ人とぎゅうぎゅうに座るってのは考えにくいんだけど)

めちゃくちゃおしゃれなデパートと言うわけでもなかったのですが、

すごく粋です!

リラックスして座ってた。

一方、ベルリンの美術館島での一枚。


美術館の前に設置されたテント。

そう、テントです。

運動会や体育祭でずらっと並べられるあのテント。

基本、あのタイプの白いテントなのですが、なにやらしゃれてる。

おまけに壁シート(と呼んじゃおう)までつけていて、ムムム…って足が止まります。

足が止まったのは私だけじゃあない。

写真テント左側にも、やっぱり足が止まった方一名。写真を撮っておられます。

まどのデザインまで、きっちりしっかり。

なんて楽しいんでしょう。遊び心、ゆとり、楽しむ気持ち。

デザインって、何かものを作る時だけではなくて、

日々の暮らし、毎日といってみえない時間まで、いろいろ対象になるから、

大事にしたいし、そう考えてみると、

たとえ仮に切羽詰まった状況下だと自分では思っていたとしても、

いくらでも楽しめる可能性や余地っていうのは見いだせるのか。

うーん、そういうことか。

そろそろ午後三時。ではまた明日。


Sunday, April 06, 2014

From a train window 車窓から


車窓から眺める風景に、そこで暮らす人の暮らしを垣間見るとき、

想像力がかき立てられます。

時として、それは、今と言う同じ瞬間を生きているのにもかからわず、

「むかーし、むかし」で始まる物語の時代を生きている、そんな暮しにまで飛んで行く。

いや、電線とか見えてるんで、普通に現代の風景なんですが。

想像力って偉大。

Saturday, April 05, 2014

"Why?" & "How?" 二つの関係


こんばんは。

声はほぼ出ています。が、しゃべりすぎるとやっぱりよろしくない。

ということに(やっとこさ)気付いたこのごろ。

「これは……冬?」という寒さに驚きつつも、春を満喫した土曜日。

いつもの町を歩いていても、思いもよらぬ場所に満開の桜を見つけるのが楽しい。

「こんなところにこんな桜の木があったんだ!」

と、何回も喜べる。新鮮な驚きに満ちている。

見方がちょっと変わっただけで、いつもとは違う町になる。

なんだかいつもよりも幸せそうな雰囲気が漂っていると思うのは私だけ?

そんなことを思っていると、ふと、思い至ったことがあります。

それは、「なんで○○○なの?」じゃなくて、

「どうしたら○○○?」を考えよう、というもの。

原因や理由をつっこんでいく"Why"も大事なんだけど、

より建設的で未来志向な"How"を考えていきたい。

そんなことを思っていたからか、「夢を売る店」に辿り着きました。

ん?

ここで買うわけ??



Thursday, April 03, 2014

だって好きなんだもん!  Because I like it !

ついこの間まで寒かったのに、なんだか一気に春。

そうなると困るのが、何を着るか。

うっかり朝早く出掛けると少しひんやりした空気に厚めの服になり、

昼間はなんだか「どこから来たんだ、この人?」っていう場違いな装いになっちゃったり。

かとおもいきや、薄着だと夜になって寒かったり。

悩ましい限り。

日中予想以上に暖かくなると俄然食べたくなるのがこちら。




ついつい写真を撮ってしまう(笑)

好きなのを知ってるまわりから、「あっちにもあったよ」なんて教えてもらえちゃう。。。

好きなモノは好きなんですな、きっと。


雨にも負けず、ソフトクリーム抱えてなんてけなげなんだ、君たち。

そんな気になってしまう。

これ、大きいのは困っちゃうけど、小っちゃいのだったら、欲しいなぁ。

なんて思うのは私だけ?

キャラクターグッズにしたら売れるんじゃ?

っていうか、工場見学でも行けばいいんだろうか・・・。

そんなことはさておき、前もソフトクリームネタでブログ書いてました。→こちら

また、そのうち新作を発見次第?お伝えします。


Wednesday, April 02, 2014

桜咲く。 The cherry blossoms started to bloom.

4月です。

3月は密度の濃い一ヶ月になりました。本当に春は泣いて笑って大忙しです。

って、泣いて笑って大忙しなのは春に限ったことじゃありませんが。

どの季節にだって言っている気もしますが、春は特別な季節。

そう思います。

見上げた頭上に桜が咲いているだけで、幸せ。

そんな季節。



  「石激る垂水の上のさ蕨の萌いづる春になりにけるかも」

先人だって、こう詠んだくらいですから、いつの世も春はやっぱり特別なんでしょう。

いつの間に、今の気持ちをぴったりあらわしてくれるのがチューリップの歌から、

万葉集になったんでしょう。

古典なんてカクカクしながら聞いていたのに、勉強したかいがあったな。

先生、ありがとう。って、終わってしまうのはもったいないな。

いや、むしろ、これをきっかけにまた足を踏み入れてみようかな。

なんて考えが広がるのも春だからでしょう。きっと。

そう、だって春だもん。

この歌を詠んだ志貴皇子は、滝のほとりの蕨を見て春を感じたようですが、

私は小川のほとりで花開いた桜の花を見て春を感じました。



見上げてばかりいた桜の花が、気付けばふと目の前に!




そして、ほら。こんなところにも。

ついつい遠くを見てばかりいますが、今この瞬間の目の前をしっかりと見る。

そんなことに思いは続いていくのでした。