Sunday, April 13, 2014

楽園願望ではなく   Not A Desire for Paradise

何か目標を達成しようとするとき、夢をかなえようとするとき、

「あそこに行けば、きっと私をわかってくれる」

というふうに考えることがあります。

もちろん、それは間違いじゃあないだろうし、否定することもないかもしれません。

ただ、こういう考え方をするとき、同時に、

「(だから)ここではわかってもらえなくて当然だ」

と考えがちな気もします。(むしろ、2つで1セットというべきか。。。)




目標を達成すれば、夢を叶えれば、全てわかってもらえる。

うまくいく。幸せ。ハッピー。

かと言えば、そうじゃないかもしれない。

夢は叶った。目標は達成した。

これはこれ。

わかってもらえてる? 幸せ? うまくいった?

それはそれ。

「これさえ手にすれば幸せ」なんていう魔法の杖的なもの。

全てがうまくいくバラ色の楽園って、あるのかもしれないけど、

少なくとも、「そこに行きさえすればハッピー」という楽園ってないのかもしれない。

今いる場所を楽園にできる人は、新しい楽園に辿り着けるだろうし、

今いる場所に楽園を見いだせない人は、楽園になかなかたどり着けないかもしれない。

なんていうことがふと浮かんだ。


これって、暗い話じゃないな。むしろ、可能性に満ちた話のはず。

何かをうらやんだり、ぼやいたりする前に、できることはいくらでもあるってこと。


そういうことか。。。