Friday, January 31, 2014

一月の終わり



冬の夜空は深い。


いろいろと綴ったのに、何回試しても消えて戻ってこない文章。

ちょっと切ない。


だけどまあ、そういうことだってあるのだと、言い聞かせ、

今日はここらでサヨナラします。

おやすみなさい。

Wednesday, January 29, 2014

視線の先




お互い、違うところを見てる。

片方は堂々としていて、もう一方は飄々としてる。

そして、ひらり、飛び立つ。






#22



螺旋階段ならぬ、螺旋スロープ。

ニューヨークのグッゲンハイムだけじゃなかった。


これはコペンハーゲンで。


A spiral slope way, not a spiral staircase.

We  can find it not only the Guggenheim in NY, but also the Round tower in Copenhagen.


Tuesday, January 28, 2014

いずれにせよ



きっと動き出すのは唐突なんだろうな。

なんてふと考える。


でも、きっと、本人にとっては用意周到だったりするんだけど。

この写真は、立ち止まったところだったのか、動くところなのか。

いずにせよ謎。


#21


アイスクリーム!

どんなに寒くても、こればっかりは関係なし。


Ice cream!

However it's a cold day, I don't care.


Monday, January 27, 2014

#20


螺旋階段の中には、すごく美しいものがある。

I see the beauty in some spiral staircases.

ショップ・アラウンド・ザ・コーナー

おはようございます。


寒い季節になると、暖かい場所で過ごす楽しみが出てきますね。

もちろん、寒い場所を走り回るのも暖かくなっていいのですが…。


本を読むのは、なかでも至福の過ごし方(の一つ)。

子どもの頃の絵本から始まって、

想像もしなかった世界につれってってくれるから、

本との出会いは、いつだってわくわくしてしまいます。

(そして、そんな本を私も世に送り出したい)


どこでだって、どんなふうにだって本を読める。

本屋さんではもちろん、青空マーケットでだって、図書館でだって、本と出会える。

近頃じゃ、パソコンで注文して、電子書籍で読むっていう選択肢も増えた。



だけど、実際に本で(あるいは絵本で)いっぱいの空間で、

背表紙しか見せていない本や絵本の中から一冊と出会う。

その醍醐味っていうのは、やっぱりいつになってもゆるぎない力がある。

そう思います。


そんなわけで、今日は映画『ユー・ガット・メール』から、

彼女が経営する児童書専門店です。

ユー・ガット・メール [DVD]
トム・ハンクス
ワーナー・ホーム・ビデオ
2000-08-25



以前、メグ・ライアン演じるキャスリーン・ケリーの家をご紹介しましたが、

(その時の記事はこちら。)

お店もかなり魅力的なんです。


その名も、”The Shop Around the Corner”

日本語で言うと、さしずめ街角の店ってところでしょうか。


街角の店という名にふさわしく、

個人経営で、こじんまりとした私設図書館のような印象もあります。






              (画像をクリックすると拡大表示されます)



キャスリーンの母セシリアが42年前に始めたお店で、
セシリアの親友バーディーは、今もお店を手伝っているんですよね。

今となっては別段特別なことではないのですが、
この当時(いまからなんだかんだで10年以上前)に
パソコンを駆使して経理を担当しているバーディーは
年齢を考えてもかなりかっこいい存在です。
(バーディのPCは下の画像で赤く囲まれた部分)




実際、バーディーの部屋は洗練されていて勉強になるので、

もっと映してほしいなぁなんて思うのですが。


もちろん、バーディーはファッションも素敵なので、

年齢を重ねないとできないコーディネートやおしゃれもあるなぁと実感します。


この映画をつくるにあたり、

ニューヨークにある児童書専門店をモデルにしたようで、

このショップ・アラウンド・ザ・コーナーのリアルな雰囲気ってのは特筆すべきものがあります。


トム・ハンクス演じるジョー・フォックスが祖父・父と三世代で経営する

「フォックス・ブックス」に売り上げをおびやかされますが、

キャサリンのお店はどうなるのでしょう?



モビールが吊るしてあったり、ピーターラビットのパネルがあったりして、

なんだかワクワクする感じの店内には、小さなテーブルと椅子も置いてあります。

だから、子どもも大人もゆったりと本を選ぶことができるんです。

途中、本と本屋について、キャスリーンが熱弁をふるうところも見ものです。

(相手が仕事のライバルとも知らず…)


…って書いていると、ニューヨークに行きたくなってきました。


それでは、みなさま、素敵な一日を!

新加坡通信Vol.13(2008年4月24日)を加筆再構成しました。



Sunday, January 26, 2014

Happy Birthday



いつだってケーキはハッピーな気分を連れてきてくれる。

特別な日ならいつもにもまして。


ケーキって、素敵なルックスして、なんてできるヤツ。

ふーむ、私もそうありたいところ。


なーんて、今日はごちゃごちゃ言わずに、

いっただっきまーす!!!


ありがとう。

あー、おいしかった。ごちそう様❤




#19





気に入っている一枚。ただし、ピント合わせが。


It's  one of my favorite pictures.

 Next keyword is sharp focus.

Saturday, January 25, 2014

幻想的な夜





夜明け前がいちばん暗いとは、いったいどなたの言葉でしょうか。

夜は夜。

いつもと変わりはないと思いつつも、なんだか幻想的。

今日は特別。



Roundness of a stone


石一つひとつが違う。

そして、その一つひとつが過ごしてきた時間の証だったりする。


Each stone has their own story.

Friday, January 24, 2014

Walking




手をつないで歩こう。

let's walk hand in hand.

あー、どっちもいい

おはようございます。

昨日の神戸は、とってもいいお天気でした。

どれくらいいいお天気だったかというと……


これくらいいいお天気でした。

ん?



はい、こんな感じのいいお天気でした。

冬の曇天、なんてどこへやら。

さわやかな青空にポートタワーの赤が映えます。


歩いていると、ちょうど船が港に帰ってきたりして。


案内を聞いていると、

いっそ、港めぐりにでも行ってみようかと。



いやいや、ちょっと冷静になってよー

というわけで、

そういうわけにはいかなかったけど。


ふらっと、港めぐりに乗ってみる。

そんな過ごし方いいなぁと思います。

(あ、港めぐりっていうのは神戸港をまわる遊覧船のことです。

今はもうそう呼ばないかもしれませんが…

神戸の小学生は一度は遊覧船に乗ったことがあるんじゃないかと…)


きっと、いついつに乗るって決めて乗る楽しみと、

ふらっと乗る楽しみ、どっちも素敵だし魅力的だと再認識したのでした。


それでは皆様、素敵な一日を。

私もがつっと仕事を進める一日にします!

Thursday, January 23, 2014

#16



いろんなものを組み合わせる。可能性が広がる。

Combination expands the possibility.

ニューヨークの恋人

こんばんわ。


百年以上さかのぼったアメリカはニューヨークに架けられた巨大な吊り橋がブルックリンブリッジ。

この橋の魅力は、橋の上階が歩行者の木製デッキになっていること。

歩いてみたい!って思わずにはいられない、そんな魅力があります。


歩きたいですよね?

いや、すでに歩いた方、いらっしゃいます?

是非、歩きたい❤


そんなブルックリンブリッジが予想外に重要な役割を果たしているのが、

今日取り上げる映画『ニューヨークの恋人』です。



ブルックリンブリッジの建設途中である1876年に生きるレオポルドが、

完成して百年以上経つ現代2001年にタイムスリップして…というのが、

この映画のあらすじ。



そのレオポルドがタイムスリップする原因を作ったのは、

スチュワート(8階に住む)。

そして、その元恋人がケイト(メグ・ライアン)で、スチュワートのひとつ下の階(7階)に住んでいます。


そう、そのケイトこそが今回の主人公なのです。

って、映画の主人公なのは言うまでもありませんが、

今日のブログ「映画の間取り」の主人公。


間取りはこちら。


                  (画像をクリックすると拡大表示されます)


ケイトの暮らしっぷりに、いかにもニューヨークのキャリアウーマンだなぁと思うのは、

物の少なさや整然とした感じなどからでしょうか。

忙しくてあんまり家にいないんだろうな、なんて連想してしまう。

そして、一人暮らしなのにゆったりしたこの広さなんか素晴らしい。


って、居候の弟がいるんですが…。


さて、映画で印象的なのは、

イラスト右側にあるベランダで過ごす週末のひと時。

(下の画像の赤枠でかこまれた部分)





あっちこっち行くのももちろん楽しいんだけど、

こういう、週末のたそがれ時(?)にベランダで好きな人と一緒に座っている。

たわいない話なんかしながら。

時々沈黙が流れたり。

そのなんとくつろげること。


忙しければ忙しいほど、そういう時間は貴重でかけがえがない気がするのです。

今と昔のニューヨークを楽しめるのも、

ファンタジックな部分もあるこの映画ならでは。


クリスマスもお正月も過ぎ、バレンタインデーに着々と近づきつつある今だからこそ、

ラブストーリーなんていかがでしょう。


ちなみに今日のブログは、

新加坡通信Vol.12(2008年4月17日発行)を加筆再構成しました。

ブログ右側のリンクにちらっと追加している"House or Museum"

こちらも毎日更新中なので、ご覧いただけるとうれしいです。

(写真メインのブログです)

それではまた。


Wednesday, January 22, 2014

#15


ひと目でわかる。それって大事。

Understadability is indispensable for traffic sign.

その瞬間

こんにちは。


PC用のメガネを使い始めたのですが、

その途端、なんだか目が疲れないような気が……。


って、そんなに早く実感できるわけ?

て自分でも思わなくもないですが、

ま、何事もその気になるってのは大事じゃないのか。

なんて思ったりしながら歩いていると、

ふと見上げた空が美しかったり、車窓の眺めが絶景だったり。



あっちこっちにシャッターチャンスが転がっている、広がっている。



のですが、

今日はそんな瞬間、カメラを忘れたことに気付きました。


あーあ、です。


空は信じられないくらいに表情豊かで、時々その素晴らしさに息をのみます。

その瞬間をきりとらなくちゃ、二度と出会えない。

チャンスもそうですよね。




この時はカメラを忘れていなかった(笑)

ピンク色とオレンジ色がなんとも魅力的で、

いったいどうやったらこんな色になるんだか、興味津々です。

Tuesday, January 21, 2014

なんてったって❤

こんばんは。


今日は、日本でも大ヒットした、フランスはパリが舞台の、

ちょっと(いや、かなり)内気で空想にふけってばかりの女の子アメリ。

彼女の恋と成長の物語『アメリ』について書くことにします。


これは、

もともと新加坡通信Vol.10(2008年4月3日発行)でも紹介したものを、

加筆再構成しています。



アメリこと、アメリ・プーランは1974年生まれ、パリ郊外育ち。

18歳で実家を出て、モンマルトルのカフェ・ドゥ・ムーランで働き、

古いアパートでひとり暮らし。


そのアパートの間取りがこちら。



              (上の画像をクリックすると拡大表示されます)


あまりに有名な映画なので、あらすじを書くのもためらわれます。

(って、省略しすぎ?)


が、登場人物がなんとも個性的!

同じアパート2階右側に住むコリニャン

(意地悪な八百屋の主人、50歳、マザコン)や、

同じく2階左側のガラス男ことレイモン・デュファイエル

(先天性の病気で骨がもろいからガラス男。年齢不明だけど70代?)

それから、アメリが恋するニノ…などなど。

みーんななんとも個性的で、風変り。

コミュニケーション下手とでも言いましょうか。



恋に生きる~♪って言う、いわゆるフランス人のイメージとはかなり違う。



だから、変化を怖がって、ついつい内側にこもりかけてしまうような時に、

ちょっとしたことでアメリが変わっていく様子が、

(ナレーションとか音楽などの使い方が絶妙なことも相まって)

目が釘付けになってしまいます。


人のことなら、茶目っ気たっぷりに行動しちゃえるアメリも、

自分のこととなるとそうはいかないところなんか、

(ちょっと、アメリー)なんて内心突っ込まずにはいられないけど、

そういう私だって他人事じゃあなかったり(笑)


さて、そんなアメリの部屋ですが、女の子らしいかわいらしさでいっぱい。

壁紙も家具も色は赤でまとめていて。

赤と言っても、いろんな赤があって、部屋によって違います。

ドアノブなんかもいろいろあって興味深い。パリでホームセンターに行きたい!



この映画では、

同じアパートの同じ間取り(アメリとコリニャン)がでてくるので、

住み方の違いがおもしろい。

そして、ガラス男の部屋なんか意外とシックなのも見もの。

映画のかわいらしさやパリの街の魅力についつい注目して、

インテリアを忘れがちですが、ぜひ改めてチェックを。

かなりはまってしまうこと、間違いないし。
アメリ [Blu-ray]
ジャメル・ドゥブーズ
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2010-08-25
2001年フランス
監督ジャン=ピエール・ジュネ




追伸

上で、パリのホームセンターって書きましたが、この間の日曜日テレビを見ていたら、

ちらっとパリのホームセンターが!!!

街なかに、なんていう充実っぷり。

思わず名前をメモったことは言うまでもありません♪



#14




プレゼントを落としたのは誰?

Someone dropped a gift.

Monday, January 20, 2014

行き交う

こんばんわ。


考え事がしたくて、あれこれ頭の整理がしたくて行ったはずなのに、

窓際のカウンター席に座ったら、

すべてを忘れて、ぼーっと外を眺めてしまっている私がいます。






信号待ちの人。信号を渡る人。走る人。ゆっくりな人。急ぐ人。

荷物が多い人。手ぶらの人。

家族連れ、恋人同士、同僚同士。上司と部下。一人で行く人。


車もいろいろ。

乗用車、大型バス、トラック…。

色だっていろいろ。


そんな風に眺めているから、時間はあっという間に経ち、

珈琲は冷めてしまう……。





コーヒー、冷めちゃうんだよねぇ。

なんて駅のホームから眺めていたら、あっという間に電車の時間。


さっきまであんなに四方八方人が行き交っていた交差点も、

車が動き出すまでのほんの一瞬、静寂が広がっていた。


その瞬間をパシャッと一枚。

わたしってば、簡単にご機嫌になれるなぁなんて思ったひととき。


追伸:上の写真のスタバが下の写真に写っているスタバ。



#13





普段あまりじっくりとみることのない標識にも、ストーリーがある。

落としたのは麦わら帽子。

季節は夏。



There's a story behind a indicator.


A girl's lost matter was her hat.

It was summer.

Saturday, January 18, 2014

#12





あら? こっちを見てる?

Well...   Are you looking at me?

意外と寒くなかった土曜日。

寒い寒いって力を入れて歩いていると疲れる。

力は入れることも大事だけど、入れ過ぎはよろしくない。



下を向いて歩くより、前を向いて歩きたいけど、

いろんな発見が路上にもある。


たとえば、こんな。



さすが北欧。マンホールの蓋だっておしゃれ。

だけど、こっちもなかなかユーモラス。




くじらの笑顔がかわいい。

かわいいといえば、こちらも。



消防車とあじさいをあしらったこちらは長崎で。

(あ、くじらのも長崎だ)


神戸でも見つけました、通りの名前が入ったこちら。



色使いなんかもシックで素敵。


ん?





たしかにすっきりとおしゃれな蓋。

ちゃんと、ひっそり市章も入ってる。


うーん。


センターサウス通りが、"DORI" とローマ字表記になってる。

先日、道路標識が英語表記になるというニュースを読んだけど、

この蓋の表記もそのうち変わるんだろうか。

道路標識じゃないから、これはそのままかな。




だって、shiyakushoって、考えてみると英語じゃない。

これは日本語をローマ字表記で、英語表記だとcity hall。

私が外国人旅行者だと、city hallって書いてくれるほうがありがたい。

(ような気が…)


これも、さりげないし、目立たないけど、おもてなし(の一つ)。

なんて考えたり。





Friday, January 17, 2014

#11





1月17日は神戸にとって特別な日。

January 17 has special importance for Kobe.


19年


1995年1月17日から19年。


19年という数字に言葉を失います。

もうそんなに、という思いや、いや、でも…という思い。


あの日から過ごした時間を思い返せば、たしかに19年なのですが、

それでも、あの日から○年という言葉を聞くたびに、

うまく言葉にできない思いがあることを毎年つきつけられます。


そんな今日。


            
     (大好きな神戸の街)




Thursday, January 16, 2014

#10









飛行機の窓から飛行機を見る。

どれぐらい離れているのかさっぱりわからない。

だけど、果てしなくワクワクした瞬間。



When I looked out the plane window, I found a plane.

How far is that from here?  I wondered.

Anyway it was so exciting to watch!

冬のある日


先送りしてた資料の断捨離を実施。

年明け早々素晴らしい(笑)



そうしたら、予想以上にすっきりしまして。

見た目も気持ちも。


と同時に、探しても見当たらなかったのが出てきました。


なんてブログを書いている、今この机を何とかするほうが先でないの?

というわけで、今日は、先日海辺を歩いた時に撮った写真を一枚。



 (雲間から降り注ぐ陽射しをとらえたい一枚)

夏の海はもちろんいいけど、冬の海もいい。

と、再認識。

Wednesday, January 15, 2014

水曜日の考え事


思ったよりも暖かかった一日。


寒くなるほどに星空が美しく見える気がするのは、気のせいなんだろうか。

冬の夜道を歩いていると、空の広がりをどんな時よりも感じる気がする。


このところ、タイミング的に数年に一度や、十年に一度という節目にあたり、

数年前や十年前と今に思いをはせることしばしば。

必然的に数年後や十年後にもちらりと思いをはせてみたり。


さて、この間書いた、岩波文庫と講談社文芸文庫の解説目録とはいまだめぐりあえず。

(→これについてはこの記事を)

めぐり合うのを待ちつづけるのも、それを探しまくるのもなんなので、

自分でリストをつくったっていいわけですよね。

ようは読むことが大事なんだから。


解説目録を入手することよりも大事なことがある!!

なんだけど、ついつい間違えそうになってしまうんだなー。

本末転倒じゃない…。

しっかり~、私!


(海がきらきら輝いてた!)



#9






うっすら見えるのは、冬の日差しがホームに作った影。

カメラを構える向きを少し変えたら、いつものホームが違って見えた。

被写体は目の前にもある。


There're more photo opportunities than I thoght.





Tuesday, January 14, 2014

人生には必要

なんだかんだで2014年も2週間過ごしてる。

ほほう、2週間かって思う気持ちと、

そりゃ気合い入れないとあっという間だなという気持ちとか、

色々混ざります。


数字は何かを把握するのにすごく役立つけれど、

がんじがらめになったり、とらわれてしまったり、追われてしまうとしたら、

もったいない気がします。


だなんて言っても、カウントダウンは好きだし、記念日も大好き。

なんですが、今日は大いに動き回って、ちょっとくったりしています。


さっきまではぐったりしてたけど、ミカンの甘さで疲れが少しとれて、

背筋を伸ばして、これを書いています。


やっぱり、人生には甘いものって必要。

みかんがなかったら、今日はブログなんて書けそうもなかった(笑)

ほんの少しの甘みが効果的。


人生には笑いが必要。

泣いたって、怒ったって、地団太踏んだときだって、

やっぱり笑いは必要。

欠かせない。そう思う。


疲れたときなんか尚更。

やっぱり笑い飛ばして生きていきたい。

なんて考える冬の夜。




United Buddy Bears噂には聞いていたけど、本物に出合うのは初めて。



いいねぇ、いいねぇ。



なんだかいい。

ぐっと近づいてみたら……




ワッ! すごい迫力。




いろいろある。


お気に入りを探すのも楽しい。

迷っちゃって選べない。

もともとはみんな同じなのに、こんなに違って見えるなんて。

同じポーズだとは思えない。



でも、今のわたしの一押しは断然コレ!

じゃ、また。


Monday, January 13, 2014

#8





よーく見るとかわいいタイル!

こういうのって、うれしくなる。


What a lovely tile floor!

I really like it.

やさしさっていうのは

成人の日ですね。

新成人の皆さん、おめでとうございます。


大人になるということは、

自分で決断していくってことなのかな、なんて思います。

その決断に責任を持つっていう。


なんて、思うのは、きっと今から紹介するこの映画を見たからかもしれません。


今日は、新加坡通信Vol.7(2008年3月13日発行)から、

旧ソビエトのグルジア共和国の首都トビリシを舞台にした映画「やさしい嘘」を、

間取りウォッチングです。
やさしい嘘 デラックス版 [DVD]
エステール・ゴランタン
ジェネオン エンタテインメント
2005-03-11
2003年フランス・ベルギー合作 
ジュリー・ベルトゥチェリ監督



娘のマリーナと孫娘アダと三人で暮らすエカおばあちゃんの楽しみは、

パリで働く息子おタールから届く手紙(お金も入っている!)と、

たまにかかってくる電話。


アダに読んで読んでもらっては返事を書いてもらうのですが、

ある日、別荘に友人と出かけている間に、

留守番をしていたマリーナとアダのもとに一本の電話がかかってきます。

そこから始まるやさしい嘘。





かつては裕福な娘時代を過ごしたであろうエカは、流暢なフランス語を話します。


勉強熱心なアダは、得意のフランス語を通訳バイトにいかしますが、

ちっとも稼ぐことができません。


ソ連崩壊後、経済も郵便も電気も水道も混乱したまま、

うまく機能していない母国に希望を持てないアダは、

外へ出ることを強く願っています。


弟オタールを心配してばかりの母エカにイライラしてばかりのマリーナも、

夫をアフガニスタンで失ってからは、

家族を支えようと力が入るばかり。


三世代それぞれの心模様、じれったい気持ち、寄り添う気持ち。もがく気持ち。

そして、三人にまつわる周囲の人々が

(隣人ルシコ、マリーナの恋人テンギス、アダの彼氏?アレクシ等)

丁寧に描かれたこの作品に、きっと自分の家族や大切な存在、

いろんなことに想いをはせずにはいられません。



       (アダがろうそくを置いた棚は、中央下部のホールにある)
マリーナが家を支えるエカおばあちゃん一家ですが、

エカの亡き夫のものであるフランス語の書籍は、

ホール備え付けの本棚にぎっしりと並んでいます。


交差部の棚にろうそくを置き、顔を近づけながら本を読むアダの姿が印象的です。

←なにせ停電がしょっちゅうあるので、ろうそくは必須アイテムなのです!

家の中や別荘にあるめぼしい品々を売りながら過ごしている模様。


三人で暮らすには決して狭いわけではないのですが、部屋の数はたりません。

エカこそ寝室がありますが、

マリーナとアダはダイニングリビングに置いたソファーベッドをベッドにして、

寝室にしているわけですから。簡素な作りですし、リッチとは言えなさそう。


一部屋一部屋はゆったりしているのですが、日本的な表現をすると1LDKです。


唯一の個室であるエカの寝室ですが、是非注目を。

壁紙もカーテンもベッド周りもすべて花柄で、意外と(?)おしゃれにまとまっています。


キッチンそしてホールとの間にある扉が、

ガラスをはめこんだタイプなので、

視線よけ、明かりを遮るために、布をつるしているのもかわいい。

そしてなにより、ドレッサーに向かうエカを見ていると、

ドレッサーとか鏡って、いくつになってもおしゃれ心にとって重要で不可欠だなと実感します。



さて、この映画の舞台、トビリシは、市電が走っています。

マリーナとアダが別荘にいるあいだ、街の中心部に出かけるエカが使うのも市電です。

市電が今も活躍している街は日本では数少ないですが、

電車やバスよりもなんだか親しみやすい感じが大好きで、

市電がある街に行くと乗らずにはいられません。


(日本からパリなんて直行便でも13時間近くかかる。トビリシからは5時間ほど)



行ったことのない知らない街も旅したり暮らした気分になれるのも、映画の楽しみ。

もっとも、百聞は一見にしかずで、実際に行ってみるのが一番!

なのは、言うまでもありません。

行きたいところがどんどん増えちゃうな。