百年以上さかのぼったアメリカはニューヨークに架けられた巨大な吊り橋がブルックリンブリッジ。
この橋の魅力は、橋の上階が歩行者の木製デッキになっていること。
歩いてみたい!って思わずにはいられない、そんな魅力があります。
歩きたいですよね?
いや、すでに歩いた方、いらっしゃいます?
是非、歩きたい❤
そんなブルックリンブリッジが予想外に重要な役割を果たしているのが、
今日取り上げる映画『ニューヨークの恋人』です。
ブルックリンブリッジの建設途中である1876年に生きるレオポルドが、
完成して百年以上経つ現代2001年にタイムスリップして…というのが、
この映画のあらすじ。
そのレオポルドがタイムスリップする原因を作ったのは、
スチュワート(8階に住む)。
そして、その元恋人がケイト(メグ・ライアン)で、スチュワートのひとつ下の階(7階)に住んでいます。
そう、そのケイトこそが今回の主人公なのです。
って、映画の主人公なのは言うまでもありませんが、
今日のブログ「映画の間取り」の主人公。
間取りはこちら。
(画像をクリックすると拡大表示されます)
ケイトの暮らしっぷりに、いかにもニューヨークのキャリアウーマンだなぁと思うのは、
物の少なさや整然とした感じなどからでしょうか。
忙しくてあんまり家にいないんだろうな、なんて連想してしまう。
そして、一人暮らしなのにゆったりしたこの広さなんか素晴らしい。
って、居候の弟がいるんですが…。
さて、映画で印象的なのは、
イラスト右側にあるベランダで過ごす週末のひと時。
(下の画像の赤枠でかこまれた部分)
あっちこっち行くのももちろん楽しいんだけど、
こういう、週末のたそがれ時(?)にベランダで好きな人と一緒に座っている。
たわいない話なんかしながら。
時々沈黙が流れたり。
そのなんとくつろげること。
忙しければ忙しいほど、そういう時間は貴重でかけがえがない気がするのです。
今と昔のニューヨークを楽しめるのも、
ファンタジックな部分もあるこの映画ならでは。
クリスマスもお正月も過ぎ、バレンタインデーに着々と近づきつつある今だからこそ、
ラブストーリーなんていかがでしょう。
ちなみに今日のブログは、
新加坡通信Vol.12(2008年4月17日発行)を加筆再構成しました。
ブログ右側のリンクにちらっと追加している"House or Museum"
こちらも毎日更新中なので、ご覧いただけるとうれしいです。
(写真メインのブログです)
それではまた。