Tuesday, January 21, 2014

なんてったって❤

こんばんは。


今日は、日本でも大ヒットした、フランスはパリが舞台の、

ちょっと(いや、かなり)内気で空想にふけってばかりの女の子アメリ。

彼女の恋と成長の物語『アメリ』について書くことにします。


これは、

もともと新加坡通信Vol.10(2008年4月3日発行)でも紹介したものを、

加筆再構成しています。



アメリこと、アメリ・プーランは1974年生まれ、パリ郊外育ち。

18歳で実家を出て、モンマルトルのカフェ・ドゥ・ムーランで働き、

古いアパートでひとり暮らし。


そのアパートの間取りがこちら。



              (上の画像をクリックすると拡大表示されます)


あまりに有名な映画なので、あらすじを書くのもためらわれます。

(って、省略しすぎ?)


が、登場人物がなんとも個性的!

同じアパート2階右側に住むコリニャン

(意地悪な八百屋の主人、50歳、マザコン)や、

同じく2階左側のガラス男ことレイモン・デュファイエル

(先天性の病気で骨がもろいからガラス男。年齢不明だけど70代?)

それから、アメリが恋するニノ…などなど。

みーんななんとも個性的で、風変り。

コミュニケーション下手とでも言いましょうか。



恋に生きる~♪って言う、いわゆるフランス人のイメージとはかなり違う。



だから、変化を怖がって、ついつい内側にこもりかけてしまうような時に、

ちょっとしたことでアメリが変わっていく様子が、

(ナレーションとか音楽などの使い方が絶妙なことも相まって)

目が釘付けになってしまいます。


人のことなら、茶目っ気たっぷりに行動しちゃえるアメリも、

自分のこととなるとそうはいかないところなんか、

(ちょっと、アメリー)なんて内心突っ込まずにはいられないけど、

そういう私だって他人事じゃあなかったり(笑)


さて、そんなアメリの部屋ですが、女の子らしいかわいらしさでいっぱい。

壁紙も家具も色は赤でまとめていて。

赤と言っても、いろんな赤があって、部屋によって違います。

ドアノブなんかもいろいろあって興味深い。パリでホームセンターに行きたい!



この映画では、

同じアパートの同じ間取り(アメリとコリニャン)がでてくるので、

住み方の違いがおもしろい。

そして、ガラス男の部屋なんか意外とシックなのも見もの。

映画のかわいらしさやパリの街の魅力についつい注目して、

インテリアを忘れがちですが、ぜひ改めてチェックを。

かなりはまってしまうこと、間違いないし。
アメリ [Blu-ray]
ジャメル・ドゥブーズ
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2010-08-25
2001年フランス
監督ジャン=ピエール・ジュネ




追伸

上で、パリのホームセンターって書きましたが、この間の日曜日テレビを見ていたら、

ちらっとパリのホームセンターが!!!

街なかに、なんていう充実っぷり。

思わず名前をメモったことは言うまでもありません♪