Thursday, March 27, 2014

When I was little

こんにちは。


2013年度もあと数日。っていうか、三月も残すところ5日ばかり。

ということは、消費税増税までもあと数日になったんですね。

だからなのか、新生活の季節だからなのか、配達をお願いしてる荷物だって迷子になっちゃう。

そんなところにも春を感じずにはいられない。

先日の梅を見に行ったのは、なじみ深い山でした。


子どもの頃は、歩いて登るのが恒例だった山。

ロープウェイが軽やかに登ったり下りたりするのを、えっちらおっちら歩きながら眺めた山。

今の私は、当たり前のようにロープウェイに乗って登る。

当時の私が見たら、「うーん、おっとっなだねぇ~!」って叫んじゃうかもしれない。

あの頃の私は、今の私にどんな反応をするんだろう?

と、今の自分をじろり見る。

これ、どこかで見覚えがあるような・・・と思ったら、

キッド 特別版 [DVD]

映画「キッド」でしたね。

そんなことを思うのは、一体どうしてなんでしょう。


春と言うのは、心ときめく素敵な季節であると同時に、

随分はっきりした季節だなぁと思うのです。

「春が来た!」「まだ春が来てない…」

子どもの頃、まわりにどんどんお迎えが来るのに、(あれ、私はまだ?)みたいな。

一人、二人と減っていくと、どんどん心細くなる。

お迎えが来てわーっと喜んでいる横で、焦ったり、不安がうごめいたりする。



大人になるということは、いろんなことを知ることでもあり、

同時に分別臭くなりかねないってことでもあり。

だからなのか、関係ないのか、

自分の気持ちと丁寧に向かい合うことが求められる季節な気がします。

でも、きっとそんなことを考えてしまうのは、声とも深く関係してる気がします。

風邪が治っても、まだ声が出ないというのに、話そうとするからとんでもない声になっています。

話すつもりで口を開けても、声が出ずに空気だけがふるえます。

そんなだから、言いたいことを声にできない。

だから、ひたすら書くしかない。ちょっとした修行のようなここ数日。



でも、なんだかんだ書きましたが、自分と静かに向き合っていると(なにせ話せないから!)、

案外冷静になるもんですね。

そうしかなりようがないと言うべきか…。


まぁ、これは春と関係ないか。。。

いずれにせよ、おとなしく過ごして、声を取り戻さねば・・・。

みなさまも、季節外れの風邪にはご用心。

Sunday, March 23, 2014

Spring is near here.


よーくわかっちゃいることなんですが、もどかしくなること。

頭では分かっているんだけど、気持ちがついていかない。

そんなことでしょうか。

春だ。春が近づいてるなぁ、いよいよだなぁと思っていても、

寒さが戻ったり、冷え込んだりすると、

一体、いつになったら春が来るの? と思ったり。

だけど、春は確かに近づいていることを、写真を見て実感。





梅の花が満開で、なんとも幸せな気分。


Thursday, March 20, 2014

A Cup of Latte

おはようございます。

ほとんど毎日更新しててエライとほめられたのに、

いつのまにか週1ペースになっていた・・・。

その上、ただ今、写真が追加できない!んです。

なぜ??

あれこれ試行錯誤していますが、そんなこんなで話がとまってます。

が、書きたいことはあれこれと。

地道にメモしてます。

ではまた、その時に。

Thursday, March 13, 2014

Fruits de la Passion

こんにちは。

一日雨の今日ですが、なんだかとってもあたたかい。

そして、木曜日。明日は金曜。

わくわくしてきませんか。




先日、ブログに書いた兵庫県立美術館で開催中の

『ポンピドゥー・センター・コレクション フルーツ・オブ・パッション』を、

改めて振り返ってみようと思います。

というのもですね、直後の興奮冷めやらぬ感想と同じくらい、

後からかみしめる余韻というか感激もあるんじゃないかと思うのです。

「ファストフード」的側面と「スロウフード」的側面を両方書きたい。

どっちも私の本音なのですが、

前回のブログじゃあ伝えきれてないな!と日が経つにつれ思うようになりまして。



さて、ポンピドゥー・センターとは、パリ4区にある総合文化施設。

パリと言えばポンピドゥー!

って言えなくもないんじゃないか、とおもうくらい有名なのですが、

最近できた話題のスポットというわけではないので、ご存じなくても仕方ないかもしれません。

たぶんエッフェル塔なんかよりは知られてない(かも)。

簡単に紹介しますと、1977年に開館したポンピドゥーの建築は、

レンゾ・ピアノとリチャード・ロジャースが設計を手掛け、

配管やエレベーターなどの機能をむき出しにした、当時とても斬新なものでした。


(下の写真のこの建物ですね!)






もっとも、私は今だって斬新だと思いますが。

ここは総合文化施設だけあって、国立近代美術館や図書館などいろいろな機能が入っていますが、

この近代美術館がこの10年間にコレクション(収蔵品)に加えた現代アート。

つまり、最先端の現代アート25作品(19人の作家による)が、

日本に、神戸にやって来ているんです。

しかも、それだけじゃなくて、

現代美術の巨匠たち6名の作品も一緒なんですよね。

これについては、会場の入り口にあった館長蓑豊さんのあいさつに、

詳しく書いてありました。

こういうのって、普段じっくり読んでいらっしゃる方のうしろで、

最初の数行読んでどっか行ったまま、続きを読むのを忘れがちですが、最後まで読んでよかった。

兵庫県立美術館の館長に就任される前は、

あの人気の金沢21世紀美術館の館長だった蓑さんのネットワークや、

どのような経緯を経て今日ここに至ったのかが書かれてあって、

この展覧会を知ってから興味は持っていたけど、コトの重大さをわかっちゃいなかった私には、

非常にありがたい説明でありました。(ほんと、読むもんですね・・・・・・)



作品たちはどんな感じだったかということで、いくつかあげますと、

会場内の撮影は禁止されているので、当然画像はないのですが・・・、

金沢21世紀美術館と言えば・・・ぐらいに有名と思われる「スイミング・プール」のレアンドロ・エルリッヒ。

この方の作品「眺め」もありました。

レアンドロ・エルリッヒの作品は、以前、瀬戸内国際芸術祭で「不在の存在」を見て以来。

「スイミング・プール」はもうずっと見たいと思っているんですが。

なーんて、だったら、今なんとかすればいいのか? うん、そりゃそうかも。

パスポートもいらないわけですし、金沢だったら。パリと違って。


           (瀬戸内芸術祭。楽しかった真夏の思い出。 さあ、上陸!)

今回の「眺め」は、カーテンで締め切った暗室の中に入って行って、

目が慣れないまま、よくわからないまま、奥に進んでいくと、窓がある。

その窓の前に近づいていくと、なんだかほかのお客さんがずいぶん熱心に覗き見。。。

って、これ以上は言えないや、って重大な一言を言ってしまったかもしれません。

どういうことか気になった方は、是非兵庫県立美術館までレッツ・ゴーです。

今月23日までやってますからね。

そして、行ったから知ってるよーって方も、内緒でお願いします。

ワクワク感を大事にしたいですからね♪



他には、もう一つ暗室。

今度は入る前にスタッフの方に注意事項を説明してもらった後で入るアンリ・サラの「入り混じる行為」。

こっちは、レアンドロ・エルリッヒよりも本格的に暗室なので、

入った後目が暗闇に慣れなくて、かなりドギマギ。

おまけに、ほかのお客さんがいると思ったのに、途中でこの人たちって人形?人間?

なーんて一瞬疑問に思っちゃったもんだから、ドキーッ!としました。

作品を鑑賞する以前の感想で申し訳ないんですが・・・。

今回の作品「入り混じる行為」は、大阪の国立国際美術館で開催されたアンリ・サラ展で見た、

「アンサー・ミー」と「ザ・クラッシュ」よりも前に制作された作品でした。

映像自体はある意味「シンプル」なのですが、のめりこんでしまう何かがありますし、

荒削りな部分にいろいろと考えずにはいられないのです。

作品を見ている時点では分からない、映像では明らかにされない背景をじっと凝視しては、

読み解こうとしてしまう。なにかわからないかと見てしまう。

そう、ひたすら見続けてしまう。。。


映像作品は他にもあり、どれもじっくりと見てしまいますし、

そうやって鑑賞できるようにベンチが用意されたりしていました。

中でも大がかりなのが、 壁三面に四つのスクリーンを使って展示されていた、

ジャナイナ・チェッペの「血液、海」。

見ているとその不思議さと動きなんかが時間の流れる速さを変えてしまったような感覚になりました。

同時に、水族館にいる気分にもなったのは、スクリーンの大きさもきっとあるはず。

もちろん、個人によって好みはあると思うのですが、私はこの作品ってデトックスの要素を感じていました。

ただ、集中してみたので、ちょっと疲れたかも・・・と思って次の作品に行くと、

ノスタルジックな雰囲気も魅力で、古きパリを連想した、

ハンス=ペーター・フェルドマンの「影絵芝居(パリ)」で、一気にテンションが上がりました。

この作品、影絵が変化する面白さと、影絵につかった物の面白さ、この二つが味わえます。


上でも書いたのですが、兵庫県立美術館とポンピドゥー・センターの連携によって実現したこの展覧会。

当然ながら、そういう背景ゆえ巡回展ではなく、神戸だけで見られるんだそうです。

もっとも、パリに飛ぶって手がありますか?!

ん?  じゃあ、急いで空港へ?

 
               (そういえば、関西国際空港もレンゾ・ピアノ設計でした!)



Sunday, March 09, 2014

Prague I love

こんにちは。
 

信号待ちをしていたら、横断歩道の向かい側に本屋さんがありました。

私が信号待ちで立っていたちょうど視線の先には雑誌が並んでいて、

ある雑誌が視界に飛び込んできました。

CREA Traveller (クレア・トラベラー) 2014年 01月号 [雑誌]


CREA Traveller 2014年winter No.36

交差点越しにじっと見つめてしまってから数日。

やっぱり忘れられなくて購入すべく東奔西走いや、右往左往しました。

(次号発売の方が近かったため,、次号の予約と勘違いされたり・・・)

写真が美しいとか、情報が充実しているとか、なかなかこんな風に特集されないとか、

理由はいろいろありますが、買ってよかった。

まだ今の時点では行く予定なんてさっぱりないのですが、満足げにうっとり眺めています。

そんな魅力がありました。


私が生まれて初めてプラハを訪れたのはミレニアム。

すでにあれから14年も経っていることにびっくりですが、

CREA Travellerでみるプラハと私の記憶や写真で見るプラハ、どっちも魅力的です。

帰国当時は会う人会う人に「プラハおすすめ」と話したことも思い出しました。

あんまり魅力的なもんだから、当時の写真を引っ張り出してみました。

(14年前の自分にもびっくりしましたが・・・)

It was the second millenium when  I visited  Prauge.





プラハ駅。

ノスタルジックな雰囲気で、がらんとしていたこの駅も、どうやらずいぶん変わったらしい。

このすぐ上の写真なんて、なんか今から映画のワンシーンでも始まりそうな・・・。

あの先に誰がいるんだろう、なんて。

Prague Central Staion has changed a whole lot since then.




町中が博物館のようなプラハを歩くのはとても楽しかった。










明け方のカレル橋を訪ねたい。

きらきらと陽射しで輝く写真を眺めながら思います。

明け方だけじゃなく夕暮れ時、明かりがひとつ、また一つ灯っていく様子も見たい。

そして、今度はカフカのプラハをぜひめぐりたい。

ならばカフカを読まなくちゃ。

この雑誌を入手する前に偶然読んでいた池内紀さんの「となりのカフカ」。

となりのカフカ (光文社新書)

食わず嫌い的な付き合い方をしていたカフカですが、

なんか、おもしろそうじゃない? ちょっと読んでみようじゃないの。

なんて心境の変化がありました。

CREA Travellerにも「素顔のカフカ」という同じ池内さんが書かれた記事が載っていて、

合わせて読んだら、ますます興味をそそられました。

プラハに行かれるみなさん、

観光案内所では、カフカのプラハという観光コースのパンフレットがもらえるそうなので、

ぜひチェックですよ。

プラハに行く前にチェックした映画「存在の耐えられない軽さ」、

これも今見たら、また感想が違うかな。あと、映画の間取りもできるかな?

存在の耐えられない軽さ スペシャル・エディション [DVD]

Thursday, March 06, 2014

Temptation of soft-serve ice cream


気になっているんだけど、いろいろと気にしちゃってできない/しにくいこと。

そういうこと、ありませんか?

気にしてるのは本人=私だけで、ほかの誰も私のことなんぞ気にしちゃいない。

頭では分かっているつもりですが、行動を見る限り、私はどうもわかっていなさそうです。

「もっと大胆に生きよ」

と、自分に言ってやりたくなります。



なんだかいつもにもまして抽象的な話で始まりましたが、

今の話からつながって、ついつい写真を撮ってしまいたくなるものがあります。

たとえばこんな。



某高級チョコレートメーカーのお店の前で見つけた看板らしきオブジェ。

こんな大きいの見たことない!

と驚いたのは私だけ。

周りを行き交う人の誰一人として反応を示す人はなく。※ただし週末の午後。

え、この大きさってもしかして、別の用途があるの???と思いつつ、

興味津々で近づく私ってなんて嬉しそうなんだろう・・・って感じで。


考えてみると、今回ばかりじゃなかったんですよね。





いや、こんなにでーんととらなくてもよかった。

だけど、撮っちゃうんですよね。。。

よくよく考えてみれば、こっちの写真で全然OK。

ていうか、こっちの方がよかったかもしれません。

それにしても、ソフトクリームのオブジェってなんだってあんなに魅力的なんでしょうか。

私は目に入ってくるたびに、「あっ、ソフトクリームだ!」って心の中で叫んで、

目がキラキラしてしまう自分を自覚します。

後先考えず、食べたい。

そういう誘惑にかられます。

で、誘惑にかられたその後はって?


それは聞かないでくださいませ(笑)


Tuesday, March 04, 2014

Inspiration and Passion

こんにちは。

桃の節句が過ぎたら、春が来た・・・ではなくって、少し冷え込みそうな今週。

三寒四温、こうやってあたたかくなり、春がやってくるのですね。

ついついせっかちになりがちですが、そうじゃあないんだなと実感しています。








先日、久しぶりの美術館に行ってきました。

休日の朝、庭に出ていた時、ふと「今日行こうかな・・・」と思ったのです。

混雑してないかな~とかなんとか雑念が入りそうなのを振り払い、出かけた先。


 
それは、灘にある兵庫県立美術館でした。

建築家安藤忠雄さんが設計したこの美術館も、いつのまにかできてから十年以上経っていて。

あらためてまわりをぐるりと回ってみたり。

ゆったりと過ごすことができました。


ここは企画展だけでなく、常設展も楽しい。

ひとつひとつの展示室が大きく、天井も高く、本当に身も心もゆったりとアートを満喫できます。

おまけに、休日なのに比較的すいていたのも幸運でした。

その企画展とはこちら。

 


気になったら、ぜひ兵庫県立美術館へ。

上記写真の展覧会は今月23日まで開催しているようです。


Hyogo Prefectural Museum of Art

It was designed by Tadao ANDO.


では、また!

Saturday, March 01, 2014

Count What I Have


出かけた先で、フラワーフェスティバルらしきものに遭遇。

春のお花が勢ぞろいしてそれはそれは華やかな雰囲気でした。

と言っても、雨だったのですが。

チューリップで作ったゲートを見上げていると、きれいだなぁと思わず笑顔に。

とかく、チャレンジしている時や追い詰められている時なんかは、

ついつい自分が持っていないものを数えてしまいがちですが、

そんな視野が狭くなりがちな時こそ、自分が今持っているものを数えて、

こわばった体をほぐし、視野を広げ、進んでいこう。

そう再確認した午後でした。

明日は天気がいいといいナ。