信号待ちをしていたら、横断歩道の向かい側に本屋さんがありました。
私が信号待ちで立っていたちょうど視線の先には雑誌が並んでいて、
ある雑誌が視界に飛び込んできました。
CREA Traveller 2014年winter No.36
交差点越しにじっと見つめてしまってから数日。
やっぱり忘れられなくて購入すべく東奔西走いや、右往左往しました。
(次号発売の方が近かったため,、次号の予約と勘違いされたり・・・)
写真が美しいとか、情報が充実しているとか、なかなかこんな風に特集されないとか、
理由はいろいろありますが、買ってよかった。
まだ今の時点では行く予定なんてさっぱりないのですが、満足げにうっとり眺めています。
そんな魅力がありました。
私が生まれて初めてプラハを訪れたのはミレニアム。
すでにあれから14年も経っていることにびっくりですが、
CREA Travellerでみるプラハと私の記憶や写真で見るプラハ、どっちも魅力的です。
帰国当時は会う人会う人に「プラハおすすめ」と話したことも思い出しました。
あんまり魅力的なもんだから、当時の写真を引っ張り出してみました。
(14年前の自分にもびっくりしましたが・・・)
It was the second millenium when I visited Prauge.
プラハ駅。
ノスタルジックな雰囲気で、がらんとしていたこの駅も、どうやらずいぶん変わったらしい。
このすぐ上の写真なんて、なんか今から映画のワンシーンでも始まりそうな・・・。
あの先に誰がいるんだろう、なんて。
Prague Central Staion has changed a whole lot since then.
町中が博物館のようなプラハを歩くのはとても楽しかった。
明け方のカレル橋を訪ねたい。
きらきらと陽射しで輝く写真を眺めながら思います。
明け方だけじゃなく夕暮れ時、明かりがひとつ、また一つ灯っていく様子も見たい。
そして、今度はカフカのプラハをぜひめぐりたい。
ならばカフカを読まなくちゃ。
この雑誌を入手する前に偶然読んでいた池内紀さんの「となりのカフカ」。
食わず嫌い的な付き合い方をしていたカフカですが、
なんか、おもしろそうじゃない? ちょっと読んでみようじゃないの。
なんて心境の変化がありました。
CREA Travellerにも「素顔のカフカ」という同じ池内さんが書かれた記事が載っていて、
合わせて読んだら、ますます興味をそそられました。
プラハに行かれるみなさん、
観光案内所では、カフカのプラハという観光コースのパンフレットがもらえるそうなので、
ぜひチェックですよ。
プラハに行く前にチェックした映画「存在の耐えられない軽さ」、
これも今見たら、また感想が違うかな。あと、映画の間取りもできるかな?