Thursday, January 02, 2014
ほほえましくって、親しみ深い
いよいよ明日は三箇日も最終日。
どんなふうにして過ごされるのでしょうか。
家でゆっくり過ごされるという方も多いのではないでしょうか。
あるいは、明日はいざバーゲンへ、かもしれません。
映画を見る楽しみの一つに、舞台となる街の存在って、
やっぱり大きいですよね。
パリとか、そのまんまタイトルになった映画もありますし、
ニューヨークなんかも然り。
(さぁ、次はどこに行く?)
自分が知らない街が舞台だと、映画を見終わった後には行ってみたいと思うし、
行ったことのある街だと、どこか知った場所は出てこないかと期待してしまう。
旅行前に、映画をチェックしたりもしてしまいます。
この映画を見ると、台湾にそして台北に行きたくなってしまうのは、
きっと私だけじゃないはず。
なんだかんだで10年くらい前の映画ですから、
ここに出てくる台北の風景も変わっているのかもしれません。
この映画の主人公ふたりのすれ違う恋愛模様と、
それぞれの仕事への奮闘っぷりが、
なんともじれったく、そして、けなげで共感せずにはいられません。
たとえば、ジジ・リョンさん演じるイブ・ツァイという「彼女」の家。
( ↑ 単純に彼女、です。決して恋人という意味ではなく)
間取りでいうと、こんな感じなのですが…。
この部屋での彼女の一人暮らしっぷりが、すごく親しみ深いんです。
部屋の大きさとか、ものすごくおしゃれってわけじゃないけど女の子らしい感じとか。
どちらかというと、おとなしくて、押しに弱いタイプの彼女。
何事にも迷いなく、どんどんガンガン行っちゃうわけではない(らしい)だけに、
彼女が人生を自ら切り開いていく様子は、
ほほえましくて、見ていてうれしくなってしまうのです。
(映画だというのに、です。)
上の間取りをじっくり見ていただくとわかるかと思うのですが、
窓辺に置いた机。
この机で、彼女は仕事をしています。
家でする仕事なんです。
じゃあ、彼女の仕事って?
そのあたりもふくめて、続きはまた明日!