Thursday, January 02, 2014

ほほえましくって、親しみ深い


いよいよ明日は三箇日も最終日。

どんなふうにして過ごされるのでしょうか。

家でゆっくり過ごされるという方も多いのではないでしょうか。

あるいは、明日はいざバーゲンへ、かもしれません。



映画を見る楽しみの一つに、舞台となる街の存在って、

やっぱり大きいですよね。


パリとか、そのまんまタイトルになった映画もありますし、

ニューヨークなんかも然り。


                      (さぁ、次はどこに行く?)


自分が知らない街が舞台だと、映画を見終わった後には行ってみたいと思うし、

行ったことのある街だと、どこか知った場所は出てこないかと期待してしまう。

旅行前に、映画をチェックしたりもしてしまいます。



この映画を見ると、台湾にそして台北に行きたくなってしまうのは、

きっと私だけじゃないはず。
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金城武
ワーナー・ホーム・ビデオ
2005-03-04



なんだかんだで10年くらい前の映画ですから、

ここに出てくる台北の風景も変わっているのかもしれません。



この映画の主人公ふたりのすれ違う恋愛模様と、

それぞれの仕事への奮闘っぷりが、

なんともじれったく、そして、けなげで共感せずにはいられません。


たとえば、ジジ・リョンさん演じるイブ・ツァイという「彼女」の家。

( ↑ 単純に彼女、です。決して恋人という意味ではなく)


間取りでいうと、こんな感じなのですが…。




この部屋での彼女の一人暮らしっぷりが、すごく親しみ深いんです。

部屋の大きさとか、ものすごくおしゃれってわけじゃないけど女の子らしい感じとか。


どちらかというと、おとなしくて、押しに弱いタイプの彼女。

何事にも迷いなく、どんどんガンガン行っちゃうわけではない(らしい)だけに、

彼女が人生を自ら切り開いていく様子は、

ほほえましくて、見ていてうれしくなってしまうのです。

(映画だというのに、です。)


上の間取りをじっくり見ていただくとわかるかと思うのですが、

窓辺に置いた机。

この机で、彼女は仕事をしています。

家でする仕事なんです。


じゃあ、彼女の仕事って?

そのあたりもふくめて、続きはまた明日!