今の私の頭の中には「すべからく」という言葉がどーんと居座っておりまして、
これを機に辞書をひきました。
すべからくときたら、続くのは「・・・べし」です。
するべし。すべき。しなくっちゃ?
いくつか辞書で調べてみたら、
ぜひともするべきから、当然、すべきことしてするべきという程度まで多少の差はありましたが、
私が学習したのは、とっととせよ!ということ。
特に、とっととと言うところが私には大事。
どんなことであれ、かなえたい事、実現したことがあるならば、
すべからく一手を打つべし。一歩を踏みすべし。
そう、教えてくれたのは最新号の公募ガイド。(2015年7月号)
もうね。。。林真理子さんのインタビュー記事、永久保存します。
って言うか、そもそも、この公募ガイドは永久保存だよね、あなた。
と自分に突っ込みました。
今日の日付を裏に書き込んで、流されそうな自分に喝をいれてもいいくらい。
改めて、しっかりじっくり読み込みますが、とりいそぎ。
それにしても、この表紙はインパクトがあります。
かわいらしさのあるデザインなんだけど、それだけじゃなくて。
ピンク色が効いてるんですね、きっと。
少し落ち着いたショッキングピンク、とでも言えばいいのかな、この色は。
同じピンク色つながりで言うと、こちらは淡いピンク色になるのですが、
淡いピンク色がかわいらしいこちらは、残り日数が少なくなった展覧会。
ずっと気になっていたんです。
姫路の兵庫県立歴史博物館で開催中の
「<美似>the NIPPON -海洋堂のミニチュアコレクション-」展。
気になる気になると言ってるわりに、言ってるだけだったこの展覧会も、
さすがに終わりが近づき、
いつかどこかであるのかないのかわからない巡回展をあてにせず、
つべこべ言わず行ってきました。
が、これ、行って正解、大正解でした。
開館してすぐに入ったのがよかったのか空いていて、
じっくりじっくり一つ一つ鑑賞することができたんです。
フラッシュ撮影は禁止されていますが、写真撮影自体は許可されていたので、
気に入った作品を撮影できたんです。これがまた楽しかった!
なかなか撮影なんてできないから、うれしかったし。
ミニチュアですが、ミニチュアじゃない。
本物のすごさがガラス越しに伝わります。
とは言え、凝視に近い状態で展覧会を見続けたらやっぱりぐったり。
ふらふらだったので、博物館2階のカフェで休憩しました。
この日は見事なお天気だったので、景色最高でした。
ああ、姫路城は白鷺城だと、うれしくなって写真を撮りまくりました。
ちょうど大修理が終わって、今が一番白いと言われる白鷺城。
美しかったです。
そして、天井がぐっと高いこのカフェはガラス張りで、
背の高い窓からは青空に白い雲が流れていくのを眺めることすらできて。
設計した丹下健三さんは、きっとこの景色を見せたかったんだろうな~とか思いながら、
焼きドーナツセットを満喫しました。
一見入りにくい感じの入り口ですが、ドアを入ると素敵な景色が広がっていて、
ああ、入ってみないとわからなかったと実感。
カフェに限らず、こう言うことって多いかも。
入ってみないと。やってみないと。
では。
The rainy season was already started.