いつかの自分の夢がかなったこの毎日も、
今の自分にとってはごく当たり前のことになっていて。
初心はいつのまにかどこへやら。
なにか言いたそうな自分がいます。
「もしかしてご不満?」
そう尋ねてみて、ハッとしました。
いちばん最初の幸せな気持ち。緊張していたあの頃。
涙が出そうなくらい、目元にツーンときました。
恥ずかしかった。
すぐに忘れて不満そうにしていた自分が。
そして、深呼吸して、あの頃の夢をかなえた自分をかみしめたら、
幸せは幸せとしてかみしめて、この幸せに感謝して、
それからまた前に向かって歩いて行こうと思いました。
すごい速さでなくて歩く速さでも、もしかして、スキップでも、うろうろ迷ったとしても。
これはこれと。
歩いていると、いろいろ発見するもんですね。
ビルに映った青空を見つけたみたいに。