Saturday, May 17, 2014

A Hundred Year

100グラムに明け暮れているうちに、

100という数字そのものが目にとまるようになってきました。

100キロ、100%、100人。。



いろいろいくらでも出てきますが、今気になっているのは100年。

100年と言えば1世紀。

2014年の百年前は1914年。百年後は2114年。

どちらも遠い世界なんだけど、そう遠くないともいえそうな近さ。

今年、百回目のお誕生日を迎えられる方もいらっしゃるわけで、

そう考えると…、ええ、遠くないです。

大正時代を思いおこそうとしてもぼんやりしたままですが、

「100年前の1914年に、志賀直哉が「城の崎にて」を書いた」

「事故にあって、城崎を初めて訪ねたのはその前の年、つまり1913年だった」

と知ると、百年と言う時間がぐっと近くなります。

百年前とそっくりそのままではないにせよ、

この街の、この道を歩き、この外湯に入り、この川を眺めたのか、

と思うと、文豪が、百年が俄然近くなるのだから不思議。





そぞろ歩きと言う言葉がぴったりくる、この由緒正しき温泉町は、

恋人同士、家族連れ、友達同士、グループ客、老若男女を問わず、

訪れる人を楽しませてくれる魅力がありました。