Friday, July 11, 2014

Rainy Garden

雨上がり、タイルには紫陽花の葉が貼り付いています。

強風のせいで散らかった庭のアプローチを少し片付けたくて、その葉を取りました。


すると、どうでしょう。

紫陽花の葉の下から、大きなミミズ。

しっとり濡れた紫陽花の葉に守られていたミミズも、

葉を手に取った私もお互いにびっくりして、

ミミズは大暴れし、私は声をあげました。

ほんと、声を上げずにはいられないくらい、勢いがよかった。

だけど、暴れるあまり、タイルの方にどんどん進んで行って、地面からどんどん遠ざかる。

ほうきとちりとりでそおっと土の上に動かした私。

内心、(あー、いいことした)と思ってご機嫌でした。うんうん(笑)




だけど、だけど!

しばらくして通りかかると、やっぱりタイルの方に突き進もうとしてるミミズ。

私、思いました。

(ちょっとぉー、どういうことよー? ミミズさん!!)って。

あなた、タイルの上じゃ、じりじりお日様にやられて・・・・でしょ?

なのに、どうしてそっちに行くの?

それこそ、命取りになっちゃうよ。。。って。



でも、これって私が勝手に思ってることで、

危険をおかしてまで行こうとする何かがあるのかも。

なんてことを考えたりしました。

誘惑の力っていうのはそれはもうすごいもんなんだって。

真剣に考えていたら、さっきまでの雨はどこへやら。

太陽がじりじり、セミがミーンミンミンって鳴いていました。

雨の庭、いずこ?

そして、やっぱり、ほうきととちりとりで奮闘した私。

したいようにするってことかもしれません。