強風のせいで散らかった庭のアプローチを少し片付けたくて、その葉を取りました。
すると、どうでしょう。
紫陽花の葉の下から、大きなミミズ。
しっとり濡れた紫陽花の葉に守られていたミミズも、
葉を手に取った私もお互いにびっくりして、
ミミズは大暴れし、私は声をあげました。
ほんと、声を上げずにはいられないくらい、勢いがよかった。
だけど、暴れるあまり、タイルの方にどんどん進んで行って、地面からどんどん遠ざかる。
ほうきとちりとりでそおっと土の上に動かした私。
内心、(あー、いいことした)と思ってご機嫌でした。うんうん(笑)
だけど、だけど!
しばらくして通りかかると、やっぱりタイルの方に突き進もうとしてるミミズ。
私、思いました。
(ちょっとぉー、どういうことよー? ミミズさん!!)って。
あなた、タイルの上じゃ、じりじりお日様にやられて・・・・でしょ?
なのに、どうしてそっちに行くの?
それこそ、命取りになっちゃうよ。。。って。
でも、これって私が勝手に思ってることで、
危険をおかしてまで行こうとする何かがあるのかも。
なんてことを考えたりしました。
誘惑の力っていうのはそれはもうすごいもんなんだって。
真剣に考えていたら、さっきまでの雨はどこへやら。
太陽がじりじり、セミがミーンミンミンって鳴いていました。
雨の庭、いずこ?
そして、やっぱり、ほうきととちりとりで奮闘した私。
したいようにするってことかもしれません。